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フラッグ (カクテル)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

フラッグ(Flag)は、リキュールをベースとするカクテルであり、ショートドリンク(ショートカクテル)に分類される。正式名称はフラッグ・カクテルであるが、通常、フラッグと省略するので以降もフラッグと記す。ショートドリンクなのにもかかわらず、シェークとビルドの2つの技法を併用して作られるのが特徴。1959年当時は、有名なカクテルであった[1]

標準的なレシピ

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作り方

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  1. まず、カクテル・グラス(容量75〜90ml程度)に、クレーム・ド・ヴァイオレットを注ぐ。
  2. 次に、アプリコット・ブランデーとオレンジ・キュラソーをシェークして、そのカクテル・グラスに注ぐ。
  3. 最後に、適量のポート・ワインを注げば完成である。なお、ステアは行わない。

備考

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  • クレーム・ド・ヴァイオレットとポート・ワインは、シェークを行わない(カクテル作成中に冷却が行われない)ので、ショートドリンクとしては、比較的高い温度となる。
  • ポート・ワインの代わりに、赤ワインを使う場合もあり、この時は、赤ワインをフロートさせる[2]

脚注

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  1. ^ 片方善治『洋酒入門』社会思想社、1959年、121頁。 
  2. ^ 堀井浩一『つくる・飲む・楽しむ カクテール』文研出版、1986年、143頁。ISBN 4-580-90230-0